アイスを“太らず＆夏バテせず”食べる方法

以前より猛暑が続くのが最近の夏の天気ですが、そうなるとよけいに夏バテ状態が気になってきます。夏バテを理論的に言うと、夏の暑さからくる自律神経系の乱れが原因となって出てくるいろいろな症状のことです。


人間の体は、特に高温＆多湿の状態になると、体温を一定にしようとするためにエネルギーを余計に消費してしまい、負担も多くかかるようになります。大抵の場合は何とかこの負担増に耐えるわけですが、特に負担が強くなったり、状態が長引いたりすると限界がきて、体内に溜まった熱が外に出せなくなっています。


こうして夏バテということで、いろいろな症状が現れるのです。原因は前述の通り自律神経のバランスの乱れなのですが、体が体温を維持しようと汗をかいたり血管を広げたりするのが自律神経の働きです。


少し昔までは「夏やせ」と呼ばれる体力低下・食欲不振などの症状が冷房の無かったためによく見られましたが、エアコンによる空調設備が普及した今では、気温と湿度の激しい変化による自律神経のトラブルの方が多くなってきたのです。


オフィスの冷房や仕事のストレスも原因となります。名称が「夏バテ」ですから、夏だけの病気と思いがちですが、梅雨や初夏などの気候の変化が激しい時期にも起こりやすくなっています。


ちなみに夏バテの主な症状は、倦怠感、食欲不振、下痢、便秘、・考力低下などで、頭痛、発熱、めまいを伴う場合もあります。対策としてよく言われるのが「冷たいものは控える」ということですが、そうなるとアイスなどはもってのほかということになってしまいます。